ぶろぐ @ どんぐりころころ

四季折々の自然の変化に勢いを貰いながら毎日を過ごしています。

日々の中で見た事、聞いた事、そして現実にあった出来事などをブログで紹介したいと考えています。

ノウゼンカズラ

毎年、暑さが厳しくなる頃になると
必ずある花を撮りに同じ町内の民家を訪れる。


その民家とは無縁だが
ブロック塀越しに咲く花に私は魅了されている。


その花は 「ノウゼンカズラ」 だ。


この花はノウゼンカズラ科のつる性落葉樹だが、
夏になると黄赤色の大きい漏斗状の花を多数つける。
そして 「凌霄花 (りようしようか)」 の漢名も持っている。


この民家では毎年、この木を剪定しているのかどうかは判らないが
幸いなことに夏になるとブロック塀を越えて
道路側に垂れて咲いてくれるから
道行く人に 「今年も咲いたよ」 と言いたげに
花を存分に大きく開いている。


この花を見ると心なしか気持ちが落ち着くように感じる。
暑い盛りにこの黄赤色の花は何故か涼しげでもあり
見る人の心を掴まえて離さないから不思議な花だ。


だから、毎年この花を撮りに必ずここに来る。
来年もまた撮れるだろうか?
と、少しマイナス志向になる私だが
 「また、来るからね」 と
ノウゼンカズラの花に約束してその場を離れた。


正岡子規もこの花を愛でて


  家毎に 凌霄 (のうぜん) 咲ける 温泉 (いでゆ) かな


と詠んだ。


 「ノウゼンカズラ」 は夏に咲く良き花である。






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